消防官

救急救命士をレスキュー隊の違い

消防官の職種には、救急救命士とレスキュー隊の2種類があります。

救急救命士は国家資格として認められており、この資格を取得するためには、
年に一度行われる国家試験に合格する必要があります。救急救命士の資格を得るには、
救急隊員として実際に現場の経験を積んでいる消防官か、あるいは専門学校で
必要な知識を得ている必要があるのです。

消防官が救急救命士になる場合は、
まず救急車に乗れる資格を持つ救急正隊員とならなければなりません。
救急正隊員になるには、救急技術資格を得るのが必要不可欠です。

この資格を取得するには、法律で定められている救急業務関連の250時間以上の講習を修了した上で、
5年または2000時間以上の救急業務で1年以上必要な知識と経験を身につけなければなりません。
講習を修了して救急技術員の資格を得ることで、初めて救急正隊員になることができ、救急救命士の
受験資格が得られます。

レスキュー隊は、消防官で構成された人命救助を専門とする部隊のことで、
各自治体の消防署に必ず配属されています。

レスキュー隊は火災や交通事故、自然災害などの人命救助で多く活躍しているのです。
この部隊は消防官の中でも、特に体力と技術と知識に優れた者たちで構成されており、
入隊するには試験に合格しなければなりません。

ハイパーレスキュー隊とは

一方ハイパーレスキュー隊はレスキュー隊の中でも、最も優秀とされる人たちで
構成されるエリート部隊で、危険とされる場所でも多く活動しています。

東日本大震災の時に発生した原発事故でもハイパーレスキュー隊が活躍し、
事故を起こした原発への放水作業にあたりました。

ハイパーレスキュー隊の本当の任務は原発事故への対応ではありませんが、
病院などが放射性物質に汚染された場合に備えての訓練を普段から行っていたため、
放射線の防護服を着用しての任務もスムーズに行うことができたのです。

ハイパーレスキュー隊は国内のさまざまな事故や災害の現場だけでなく、
海外の震災発生のときなどでも救助活動をする機会がおおく、メディアでとりあげられる機会が
多いため、消防官を志す人たちにとても人気のある職種となっています。

将来隊員になることを目指して、ハイパーレスキュー隊のある
消防署に入ろうとする人たちも少なくありません。

有利な資格

レスキュー隊やハイパーレスキュー隊で活躍するには、
潜水士や酸素欠乏危険作業主任者の資格を取得しておくと有利になります。
これらの資格は、水中や酸素濃度が低い場所で人命救助活動をする際に役立つのです。

また、入隊してからこれらの資格を取得する場合もあります。

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