裁判所事務官

裁判所事務官とは

公務員は主に行政で活躍する公務員が多いのが特徴でもありますが、
司法の場で活躍する公務員もいます。
それが国家公務員の一つでもある裁判所事務官であります。

裁判所事務官になるためには、やはりこれも他の公務員と同じ様に試験があり、
裁判所事務官採用試験に合格することが必要となります。

裁判所事務官には、I種、Ⅱ種、Ⅲ種と採用区分が存在し、
受験資格や試験内容が違ってくるのが特徴でもあります。

裁判所事務官が担当する業務には、総務や人事、会計といった分野であります。
裁判所といった法律の専門分野で働くので法律に関して知識も問われたりする場面もあり、
採用試験でもそういった点を重点に出題される傾向にあります。

受験資格

受験資格については、I種が21歳以上30歳未満であり、
Ⅱ種が21歳以上30歳未満もしくは21歳未満の場合は短大、短大高等学校等が卒業見込みであり、
Ⅲ種が17歳以上21歳未満と言うように年齢により制限があります。

試験内容と合格率

試験内容についてはI種が一般教養、専門試験が一次試験で行われ、
専門試験は憲法、民法、刑法か経済理論のどちらかを選択することが出来ます。
それを、クリアしますと二次試験が行われ、教養試験、専門試験、口述試験があります。
その専門試験では、憲法、民法、刑法、民事訴訟法か
刑事訴訟法かを選択する試験になっています。
そして、最終の口述試験が行われこれに合格すればI種の合格になります。

次にⅡ種は一次試験と二次試験の構成になっており、一次試験では教養試験と専門試験が行われ、
専門試験は憲法、民法、刑法か経済理論かの選択になっています。
二次試験でも教養試験と専門試験(一次試験と同じ)、口述試験で合否が決定されます。

Ⅲ種は、一次試験と二次試験の構成になっており、
教養試験(国語、数学、理科、社会、英語、判断推理、数的推理)で
適正試験(国語、数学、理科、社会、英語、判断推理、数的推理)、作文試験が一次試験です。
そして、二次試験は口述試験のみとなっています。

裁判所事務官は、I種からⅢ種まで非常に難易度が高い試験でもあり、
Ⅱ種については大学の法学部を卒業して受験しても簡単には受からない
と言われるほど難しい試験になっています。

問題についても専門試験では、非常に深く掘り下げた
難解な法律的解釈の問題も見受けられるので試験問題を解くことが難しい場合があるのです。

合格率は、平成20年ではI種が0.8パーセント、Ⅱ種が8.4パーセント、
Ⅲ種が2.2パーセントというように合格率が低いのが解ります。

試験日程はI種、Ⅱ種試験の一次試験が6月上旬頃に行われ、
I種の二次試験が6月中旬から7月上旬、Ⅱ種の二次試験が6月下旬から7月中旬、
I種の三次試験が7月下旬から8月上旬に行われることになっています。
なおⅢ種は一次試験が9月中旬頃、二次試験が10月中旬から10月下旬に行われます。

受験料についても無料であり、日本全国の各地で試験会場が設けられますので、
受験を考える方は専用のサイト等でアクセスして確認してみると良いと言えそうです。

About

Categories: 公務員一覧